今回はケアハウスを含む公的老人ホームおよび有料老人ホームの施設数や実際に所在している人の数などについて厚生労働省発表の1990〜2006年のデータから見てみましょう。
●老人ホームの施設数の推移
まずは各老人ホームの施設数から見てみましょう。老人ホーム全体の数としては3678カ所(1990年)→10705カ所(2006年)に急増しています。各施設別に見ると、
養護老人ホーム 950(1990年)→962(2006年)
特別養護老人ホーム 2260(1990年)→5759(2006年)
軽費老人ホーム 295(1990年)→2016(2006年)
軽費老人ホームの内訳は
A型 254(1990年)→234(2006年)
B型 38(1990年)→32(2006年)
介護利用型(ケアハウス) 3(1990年)→1750(2006年)
介護付有料老人ホーム 173(1990年)→1968(2006年)
となっています。これを見て最初に気がつくことは老人ホーム全体の数の急増の主な原因が特別養護老人ホームとケアハウスの急増によるものであることが明らかな点です。有料老人ホームも倍増していますが数の点ではこれらに遠く及びません。
特に特別養護老人ホームは現在でも入所までに数年待ちというケースは多く、これだけ施設が急増しているにもかかわらず供給が追いついてないという状況です。いかに日本が急速に高齢化社会へと変化しているかがこれを見ても良く理解できます。
次に実際にこれらの施設を利用している在所者数の変化を見てみましょう。
まず総数では255446人(1990年)→627107人(2006年)となっています。施設別では、
養護老人ホーム 65036(1990年)→62563(2006年)
特別養護老人ホーム 160476(1990年)→393425(2006年)
軽費老人ホーム 16419(1990年)→79595(2006年)
軽費老人ホームの内訳は
A型 14763(1990年)→12827(2006年)
B型 1543(1990年)→1053(2006年)
介護利用型(ケアハウス) 113(1990年)→65715(2006年)
有料老人ホーム 13515(1990年)→91524(2006年)
となっています。ケアハウスでの伸びが圧倒的なのがわかります。
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